平成27年6月19日(金)
missing fours "SAO365"
~7日目~ ソードアート・オンライン(7) P.281~290
昼まで寝ていた。
最近の睡眠時間は、自覚している問題を差し引いても尋常じゃない。
医者を二件ほど渡って、家路について夕飯を食って、泥のように寝た。
目が覚めたのが20:15頃。
このまま眠っていられたらどれだけ楽だろう。そう思いながらも俺はメインPCの電源を入れる。
そして、室内灯に明かりを灯す。
……そうか。今日は君の日だったな。ユウキ。
俺がSAOに出てくる女の子の中で「たったひとりだけ」選べと言われたら、君を選ぶよ。
君はかっこいいな。憧れるよ。
君と一緒に遊んでみたかったよ。
今日は、そんな君に出逢えるのかい?
カードは2,8,1。
P.281だ。
……うっうううっ。
あんまりだよ。ひどすぎるよ。
この技は君が持っていてこそ輝く技じゃないか!
人の世に絶望し、神々に牙を向けようとしている俺が使っていい技じゃない。
こんな偶然があってたまるか。
カーディナル、いや俺に数々の試練を突き立て続ける神々ども、見ているんだろう!
俺はこの技を、彼女の技として会得する!
そして、自分の技として昇華させる!
ユウキ、こんな俺でもこの技を使ってもいいのだろうか。
君との思い出を、ありがとう。
ソードアート・オンライン(7)。
P.281。
手に持っている人は開いてみて欲しい。
SAOの中でもっとも好きな巻で、もっとも怒りを覚えた巻でもある。
P.281。
『マザーズ・ロザリオの継承』はじめます。
トイレの場所ってどこだっけ。
自分の家で迷ったときを思い出す。
白い扉の物置があって、壁伝いに進むと洗面所があって、その途中にあるはずのトイレがどうしても判らなかった。
一過性健忘症。
脳挫傷すれすれの大けがをしたときに発症した。
異常なまでの動的記憶力の発現。それに付随したもの。
当たり前に存在したものが『知覚』できなくなってしまう奇病。
健忘症という名前から受けるイメージ通り、それほど不自由をしたことはない。
が、今回は今回だけに不安でもある。
「タイピングってどうやるんだっけ」
ふと、指の動かし方を忘れた。
俺も、残された時間は少ないのかもしれない。
20年ぐらいだろうか、と思っていた。
でもひょっとしたら、10年持たないかもしれない。
…………。
キリがいいけれど、もう1DP(文庫本2ページ)書かなきゃ。
文量としては4ページに少し足りないけれど、文庫本の進行としては達したのでここまでにしよう。
「命というのはいったい何なのだろう」
ここから先は川原礫先生の答えであって、俺の持っている答えじゃないから。
SAO365、7日目。
絶技《マザーズ・ロザリオ》習得。
missing foursのひとつ。「怒」の欠片を発見。
テーマ『命』『家族』『絆』『思い出』系統樹に発展あり。
テイルズオブ・ジ・アビスのカスタマイズの発芽を確認。