missing fours "SAO365"

SAO365の記録

平成27年6月22日(月)

missing fours "SAO365"

 

~10日目~ ソードアート・オンライン(10) P.230~239

 

朝である。

午前七時四十五分に目が覚めた。

 

不思議とそれほど眠気はない。

いつもより『二時間ほど』早く睡眠導入剤を呑んだおかげか、はたまた。

我輩か?

いや、あんたはちょっと危ないんで時期が来るまでもう少し眠っていてくださいよ。

 

こんな調子である。

深淵の怪物が当たり前のように居座っている。

ぜっっったい俺に酒を飲ませないように。

 

最後に風呂に入ったのが金曜日だったので、とりあえず朝風呂に入る。

朝風呂は嫌いなのだ。

血管拡張によって否応なく血流の速度が増す。

のんびりまったりしたい朝なのに、冷や水をぶっかけられるようなものだ。

 

今日は何をするのかわからないが、秋葉原でゲームをするらしいのだ。

いかがわしいものではないぞ。

 

なので、帰りが何時になるか定かではないため、本日のSAO365は08:52より開始する。

 

うーん。

限界速で筆を走らせても1DP/30分が限度だなあ。

 

 

そんなこんなで、 秋葉原より帰還した。

 

まあいろいろあったのだが、「キャラがいい」という意見に対して「ストーリーがいい」という意見が入った。

むしろ「キャラはどこにでもありそうな……」といった感じである。

 

いったいどっちを信じたら良いの!?

となっては凡愚(ぼんぐ)である。

 

観測点γを計測するには、観測点αだけではなく観測点βの存在が不可欠である。

まさに観測点βからの意見である。

 

 

投稿中の作品には二種類の強みがある。

 

一つ目はストーリー。

これはあらかじめ「俺はストーリー向きかなー」と某専門学校の無料体験会で悟っていた事実である。

ぶっちゃけ「こういう話を作りたいから適当なキャラを並べた」が初稿である。

投稿に合わせて改稿した。

 

二つ目はキャラクター。

「キャラがいい」「キャラがいい」の連呼に待ったが掛かった。

 

――およ?

 

『この作品で書きたかったものはこういうストーリーだよね?』

『キャラクターはよくある????モノに見える』

観測点βからすると、この作品の良さは「キャラ」ではなく「ストーリー」らしいのだ。

 

キャラクターは後発的に発現した強みである。

ライトノベルはキャラクター小説である、という大原則に従って意識した結果の産物だ。

 

観測点αでは、この作品の良さは「キャラ」とされている。

 

はてさて、二つの観測点から見えたγとは?

 

「これ設定を考えて創った?」

 

ぎくっ。

 

そう。

 

――いらねーだろ。

――むしろ設定とかやってたらぜってーつまんなくなるし設定資料集とかになりそうだもん。

 

『設定』が欠けているという共通の指摘。

 

揃ったね。

不出来な商業作レベルの「キャラクター」。

素人がどうにかやりたいことだけをやった「ストーリー」。

こいつらを活かすための土台たる「設定」を創らなければならない。

 

設定ほど恐ろしいものはない、と個人的に思う。

設定のための作品などというわけのわからない現象が起こり得るからである。

だからあえて今までまったく手をつけなかった。

 

でも今は怖くない。

「キャラクター」と「ストーリー」をリンクさせるための「設定」という概念を持ったから。

「キャラクターのための設定」

「ストーリーのための設定」

「設定は世界観となり舞台になる」

 

よし、設定解禁。

 

プロットは分けた方がいいかなあ、と個人的に考えている。

「キャラクタープロット」……こんなキャラを登場させたら面白いのではないか。

「ストーリープロット」……どんな話を書きたいのか(起承転結)

「設定プロット」……キャラクターとストーリーをリンクさせる設定集。または世界観全貌。

 

こんなところだろう。

 

 

閑話休題

SAO365は終わっていない。残り2.5DPも書かなければならない。

 

 ああ、そう言えばこんな話もあった。

「それってつまり、俺が電撃文庫でデビューするためには『ソードアート・オンライン』と『アクセル・ワールド』に並ぶか超える作品を書かなきゃいけないってことですよね」

「ん。ああ。そうか、そう、なるね……」

 

ちょっとちょっと!

SAO365、10日目。

なぜこの企画をやろうと直感したのか、その一端が解った。

 

 あ、もういっこ思い出した。

「アイデアだよね」

これも共通解として言われた。

 

観測点αとしては、「これだけのアイデアがよく出るな」というニュアンスだと思う。

観測点βとしては、「この題材を書き切るにはまだアイデアが足りない」というニュアンスだと思う。

 

イデアはまだ発達するのだ。

させなければならないのだ。

……どんどんハードルが上がって行っている気がするんだがあ?

 

 

まさに設定による世界観を臨書しているのだが、本当になんなのだこのSAO365というデスゲームは。

 

P.236

みっちりほとんど空白がないにも関わらず、不思議と不快感はない。

改行管理が行き届いているからかな。

 

 

よし、ここまで。

俺でもギリギリで使える語彙がぞろぞろ出てきているせいか、うん。ぶっちゃけ使っちゃいたい。