平成27年7月24日(金)
missing fours "SAO365"
~42日目~ ソードアート・オンライン(6) P.358~365(366)
面白いものに触れると力が湧いてしまう単純なやつです。どうも。
《噂の代打》を見ました。
たしかにこれ、すげえや。
金属バットを使って円運動をさせるように遊び動かせば、当然ながら危険です。
が、しっかり間合いを見てやっていますね。
いやそれ以上にびっくりなのが、パフォーマンスのあいだに相手捕手と審判にアイコンタクトで確認をとっているんですよ。
まず最初に捕手ですね。もうきっと埼玉高校球児の界隈では有名だったのでしょう。
(チラ見)
『あれ、やっていいかな?』
『どうぞー』
みたいな目配りがありますね。
試合運びがどうなっていたかわかりませんが、相手捕手も『良し』と判断したと思われます。
テンポ良くリズミカルに投げていたら、それをぶち壊すような遅延行為はさすがに遠慮してもらいたいですし、この場合は両得だったんじゃないですかね。
つまり、『自軍投手を少し落ち着かせて、スローペースで投げさせたかった』可能性。
結果的に両者(打者&投手)は最終的にノリノリである。
お堅い高校野球でこういうのが見られると、にんまりしてしまいます。
ちなみにこの打者、審判にもしっかり確認をとっていました。
(チラ見)
『すんません、もう少しやらせてもらっていいすか?』
『しょうがないなあ。まあ大目に見よう。プレイ!』
みたいなシーンもありました。
実に素晴らしい。
走攻守、以外にも観客を沸かせるために魅せる精神!
だからMLB(メジャー)やアメリカスポーツ紙でも取り上げられたんでしょうね。
ダルビッシュ有選手のツイートによると、チームメイトがこの動画を見て、「俺も次の試合でこういうパフォーマンスすっからw」とノリノリになったようです。
まさにエンターテイナー。
さて、こちらは血生臭いファントム・バレット編(ソードアート・オンライン6)の臨書です。
カードは3,5,8なので、P.358から。
P.360
微(わず)かな
これ、わざとだと思いますか?
いやきっとあえてやってるんだろうなあ。
漢字変換では出てきませんし、辞書にもありません。
わずかな、ですと僅かな。
微かなは、かすかなが正しいようです。
P.363
体を左に傾けた
ああ、ようやく理解できた。
右に、左に、上に、下に、とまあ語彙は置いておくとして位置を示す単語を使う意味。
事象を『避ける』ために位置関係を示す場合は、他作家さんの作品でも見かける。
けど、事象を『引き起こす』ために位置関係を示すってのは、あまり覚えがない。
体を左に傾けた、と表記した場合、傾けたことで引き起こされる空隙となった右側を強調する働きを持っている。……ような気がする。
で、「これは右側で起こっています」みたいな追記はしない。
右側でしか起こりえない状況を先に明記しているから。
必要最低限の位置情報のみ表記しておいて、あとは読者任せ。
割とおっかない……。
P.364
妄執(もうしつ)
これも判断できない。
もうしゅう、ならある。
けど、もうしつ、は……ないんじゃないかなあ?
たぶん、
この辺のことだと思うんだけど、語学は苦手なもんでね。
慣用読みってなんぞ。
こんなところで、今日はおしまい。
あとがきのあとがき
P.444
一巻二巻のころはまだ《手直し》の範疇だったんですが、三巻四巻で《書き足し》が始まり、五巻で《書き直し》に近くなり……そしてこの六巻ではもうほぼ《書き下ろしです》(笑)。
あ、やっぱり。
なんというか、こういうところは鋭いというか敏感だよね、俺。
ソードアート・オンラインの文章はファントム・バレット編が基軸になっている気がする。
フェアリィ・ダンス編まではWeb版とあんまり変わらないんじゃない?
と、先日申しあげましたが、その通りのようです。
基軸かどうかはさておいて、やはりファントム・バレット編から変わったことは、正解だったようですね。
ここから、更に現在のアリシゼーション編までの変化を探ることができるかどうか。
SAO365はまだまだ続きます。